なわとび達成プログラム

1 プログラムの特徴

 縄跳びが跳べるようになるまでのプログラムを究明しました。一番のポイントは、「ヌンチャク縄跳び」です。すでに発表されているフープ縄跳びとスパイラル縄跳びの中間に位置します。

 

2 ヌンチャク縄跳び

            (A)                           (B)            

           (C)

新聞紙5~6枚を丸めてビニールテープで巻き、棒状にしたものを縄跳びの持ち手にして、その中にロープを通して作りました。持ち手の長さが違う3種類を作りました。(A)は新聞紙の縦の長さで、(B)は二つ折りの横の長さで、(C)は四つ折りの縦の長さで作りました。また、丸めた新聞紙を重りとして中間に通した縄跳びも作りました。

 

3 スパイラル縄跳び

 

          (長)                          (短)

 スパイラル縄跳びが発表されたのを参考にして、スパイラルチューブを3重に巻きつけたり、スパイラルチューブを短くしたバージョンも作ったりしました。(スパイラル縄跳びとは、電気コードを束ねるためのスパイラルなチューブを縄跳びに巻きつけたもの)

 

4 なわとび達成プログラム

① トランポリン(大)(小)

② 巧技台2段~5段のジャンプ

③ 巧技台3段~0段のジャンプ

④ つなげたフープの連続両足跳び

⑤ 縦跳び(1段~0段)

⑥ 横跳び(1段~0段)

⑦ 左右連続跳び(前進可)

⑧ ひきずり長縄ジャンプ(縦→横跳び)

⑨ ひきずり長縄ジャンプ(低速で連続)

⑩ 大波小波の大波のみ(連続跳び)

⑪ 大波からの回旋跳び

⑫ 長縄の回旋跳び(縄の中からスタート)

⑬ フープ縄跳び(ホース縄跳び)

⑭ ヌンチャク縄跳び(A)(B)

⑮ ヌンチャク縄跳び(C)(重り付き)

⑯ 2重スパイラル縄跳び(長)

⑰ 3重スパイラル縄跳び(短)

⑱ 両足跳び(短縄)

⑲ 片足跳び、かけ足跳び、交差跳び…

 

        〔フープ縄跳び〕                 〔ホース縄跳び〕  

ホースの中に縄跳びを通したホース縄跳びは、重量感があるほうが跳びやすい子に有効です。

 

5 キーポイント

 縄跳びのキーポイントは両足ジャンプ・両足着地ができるかできないかです。片足ジャンプ・片足着地ではなく、両足が必ず空中に浮き、できるだけ両足で着地することです。両足ジャンプの言葉掛け「おひざをクッ」で両膝を曲げて、伸ばす勢いで「ジャンプ」します。両足ジャンプが苦手なときは、巧技台の高から低へ順に跳んでジャンプに慣れ、0段の床でも両足ジャンプができるようにしましょう。

床に置いた縄の左右連続跳び(前進してもよい)は、両足跳びにかなり有効な指導なので、手本を示し毎回取り組むといいです。ひきずり長縄ジャンプでは、長縄がゆっくり近づいてきたらタイミングよく跳びます。「ジャンプ」という掛け声でタイミングを教えましょう。

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